「なんで桐生くん、保健委員に……」 桐生くんが保健委員になるなんて想像できなかったから。 「沢城さんが話しかけてくるから、ここしか空いてなかったんだけど」 …えっと 私のせい…ですか? 桐生くんに悪いことしたよね…… 「……ごめんなさい」 とりあえず、桐生くんに謝る。 でも、桐生くんと一緒の委員会になれて嬉しいんです。 私が引き受けることになった保健委員の仕事は、基本週に一度の清掃点検だけれど、ペットボトルやら缶やらのゴミも処理しなければいけない。