“バカだね”
この響きさえ懐かしい。
よく言われてたよね、私。
そんなことよりも突っ込むべきところは……
沢城さんしかいない……ってことはやっぱり私のこと、だよね?
理解した私は、きっと真っ赤なりんごだ。
「沢城さん、りんごみたいだね?」
「み、見ないでください!」
こんな顔見られるなんて、恥ずかしすぎる。
「いいじゃん。可愛いし、食べちゃいたいくらい」
「……た、食べっ!?」
「嘘うそ。ほら、勉強やるよ?じゃなきゃテストまでに間に合わないでしょ?」
びっくりさせないでくださいよ、桐生くん!
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