「関係あります!」 そう言ったら教えてくれるかなって。 でもそれは違って…… 「どんな関係?」 「……それはっ」 そう言われると答えられない。 私が桐生くんについて知ることができるだけで、別に関係なんてない。 「ほら」 結局、桐生くんは教えてはくれなかった。 「女子で残ってる人ー!」 学級委員が私たちに問いかける。 あれ? いつの間にこんなに進んでたの? 桐生くんのことを考えているうちに、黒板には委員会とクラスメイトの名前がずらずらと書かれていた。