「うん…その筈なんだけど」
私の挨拶に返してくれないどころか、目も合わせてくれない。
どうして、桐生くん。
「なんかムカついてきた。一発殴ってあげようかな」
ニコニコして言う沙耶ねぇだから、怖い。
「待って、沙耶ねぇ!それはダメだよ!」
沙耶ねぇだから本当にやりかねない。
どうしよう……
〜♪
「…あれ?」
ちょうどそのタイミングで鳴る私のスマホ。
それはLINEの通知で……
「…っ!」
その相手は、昨日連絡先を交換したばかりの桐生くん。
隣にいるのにわざわざLINEで?
そんな疑問を浮かべつつ、桐生くんとのトーク画面を開く。



