「それ、俺のでしょ?」 「へっ?」 そう言って桐生くんは私の方に手を伸ばす。 えっとこれは…? ……はい 「いや、手を乗せるんじゃなくてさ……」 「あわわっ、ごめんなさい!」 手を乗せてってことなのかななんて考えた私は、ぽんと桐生くんの手の上に自分の手を乗せた。 なんて私、バカなんだろう…… これじゃあ、犬みたいじゃん。 もう、私のバカー!