好きにさせた責任とってくれる?



「よし、後は待つだけね」



冷蔵庫の中に生地を入れた沙耶ねぇは手をパンパンの鳴らして、私にニッコリと微笑みかける。



ほとんど沙耶ねぇに手伝ってもらってるけれど、ここまで出来たことになんだか嬉しくなって、一緒に笑う。



そんな沙耶ねぇの微笑みはだんだんと笑いに変わってきて……



「やっぱり恋羽、面白すぎ!!その雪だるま姿なんとかしなさいよー」



さっきの薄力粉事件を思い出して大笑いし始める沙耶ねぇ。



呆れてただけだったのに、笑いが込み上げてきたらしい。



「も、もう、なんでこうなるのよっ!」



って言われても私にもわからなくって…



どこかに手を引っ掛けちゃって、気がついたら薄力粉が私の周りを舞っていた。



本当に粉雪が降っているように。