力が弱すぎる私に代わってあとの生地は沙耶ねぇが全てこねてくれた。
そのおかげでいい感じにまとまっていく。
おまけに、生地を半分にしてココアの生地も作ってくれた。
「沙耶ねぇが神様に見える…」
「もう、何言ってるの…あ、恋羽ラップとって?」
「ラップ…?次、型とるんじゃないの?」
もう沙耶ねぇのおかげで生地が出来たわけだし…
「この生地はまだ完成じゃないわよ?これから冷蔵庫で少し寝かすの」
「そうなんだ…!」
お菓子作りなんてしたことのない私には、初耳の話。
「恋羽はプレーン生地の方をお願い」
沙耶ねぇにラップをかけるのを頼まれる。
さすがにこれくらいはやらないとね。
これも長さを失敗して何度もやり直したんだけど……



