「俺、教師目指すよ。ああ言ってくれた父さんのためにも」



お父さんの言う通りだ。



桐生くんが好きなことをしてるときが一番キラキラ輝く。



目標に向かって駆け出そうとする桐生くんは、いつもよりかっこよく見えた。



やっぱり好きだよ、桐生くん。



そんな君が好き。



「桐生くん、教えるの上手だしきっと教師になれると思います!ずっと、応援してます」



桐生くんの夢がきっと叶いますように。