守がベッドにいつのまにか登り、和田の上にしゃがみこむ。

「ウソつき先生。僕ね、ここで体を開かれたの。体を切られて、いっぱいいっぱい痛かったの」

腐敗臭のような匂いが和田の鼻に届く。

守がメスを和田のお腹に当てた。

冷たい感触が駆け抜ける。


「や・・・やめ・・・」
もう言葉にならない。

守はバターをすくうようにメスを動かす。

「ぎゃ・・・」

抵抗なくメスが体に入り、深い傷口をつけたそれが赤く染まって体から出る。

「いや・・・いやぁぁぁぁぁ!」

激痛が和田を襲い、血が噴き出した。