No.1の暴走族が猫を溺愛してる件


どうしたのかと思うと、

美波はすぐに

リビングの隅にうずくまった。

(どーしたんだ?)

『腹いてぇのか?』

「……」

美波は答えない。

すると楓が

「大丈夫~?」

美波の近くにかがんだ。

「…」

しばらくして美波は

顔を上げた。

「誰…です…か。」

美波が震えた声で言った。