…私は… どうしたら…。 ――― 「お待たせー」 トレーを片手に、理久が部屋に入ってきた。 「今日は準備が出来てなかったから、野菜炒めだけど…大丈夫だよね?」 「も、もちろん…です!」 「じゃ、食べてね…あっ」 理久は急にハッと目を見開くと、机にトレーを置いた。 「忘れてた、忘れてた」 理久が私の方に駆けてきて、私は思わず逃げたい衝動にかられる。 …まあ、足も拘束されているから動けないんだけど。