「手、使えないだろ?だから」

「…う、うん」

私は、しぶしぶ口を小さく開けた。

…その後も理久はずっと、食べさせてくれた。

理久自身も食べながらだから、絶対に大変だと思うんだけどなぁ…。

「…ごちそうさま」

食べ終わって私がそう言うと、理久は満足したように立ち上がった。

「…あっ。今日はお風呂、入るよねー?」

「…ぁ、うん」

「じゃあ、もう沸いてるから入って良いよ」

「…ありがと」