「あれ?奈々?」

リビングに入ってきたらしい理久の声が聞こえる。

「…あ、いた」

そして私のいる部屋のドアを開けた理久はニコッと笑った。

「ずっと、この部屋にいたんだ?テレビ見てても良かったのに…」

「…え」

「遠慮しなくて良いよって言ってるじゃん。ココは奈々の家でもあるんだよ?」

「…ぅん…」

私は曖昧に頷いたが…
もしかして私、この家に住んでる事になってるの…?