『お呼びか、主よ。』 「えぇ…ヒュース。 リユールのところまで案内して」 『承知致した』 あたしは真っ暗な道をヒュースに付いて行こうと呪文を唱える。 「…神眼」 唱えるとあたしの視界は普段の昼間と同じようになった。 さっき戦争や天変地異…って言ったよね? 戦争は、人の傲慢さや欲望に満ちた心の隙をつき悪魔が清浄な心を蝕んでしまった結果。 そのために争いが起こってしまった。