「しょ、う、り?」 「…ん?」 「あたし…も、眠い、よ…」 そういって瞼を閉じようとする。 「寝るな!神崎…!!」 おそらく彼も感じ取っているんだろう。 あたしの命の灯火が消えようとしていることに。 「ご、めん…無理だ、よ…」 「死ぬなッ…!!お前、俺に話したいことがあるって言ってただろ!?」