夏休みが明けた。
おじさん先生と東北へ行ったのも、短歌の大会も、どちらも無事に行ってきた。
短歌の大会は、去年は一勝もできなかったのに、今年は一勝できた。
それに、団体で賞まで貰ってきた。
川上先生に、お土産を買ってきたのも去年と同じ。
今度も、先生はとっても喜んでくれたね。
だけど、私には気がかりなことがあった。
それは、夏休み明けの3者懇談だ。
せっかく、親を説得しているのに。
担任が私の味方をしてくれなかったら、私の努力は無駄になると言ってもいいだろう。
担任の言葉って、何故か親にとって、破壊力を持つんだ。
だから、一生懸命準備した。
担任に対抗できる資料を、たくさん集めた。
きっと、3者懇談のために資料を作ったのなんて、私だけだろう。
そして、運命の日を迎えた―――
おじさん先生と東北へ行ったのも、短歌の大会も、どちらも無事に行ってきた。
短歌の大会は、去年は一勝もできなかったのに、今年は一勝できた。
それに、団体で賞まで貰ってきた。
川上先生に、お土産を買ってきたのも去年と同じ。
今度も、先生はとっても喜んでくれたね。
だけど、私には気がかりなことがあった。
それは、夏休み明けの3者懇談だ。
せっかく、親を説得しているのに。
担任が私の味方をしてくれなかったら、私の努力は無駄になると言ってもいいだろう。
担任の言葉って、何故か親にとって、破壊力を持つんだ。
だから、一生懸命準備した。
担任に対抗できる資料を、たくさん集めた。
きっと、3者懇談のために資料を作ったのなんて、私だけだろう。
そして、運命の日を迎えた―――