春が来る、その先に。

お兄ちゃんが赤くなるのはおかしい。
私はわかるけど。
だって一応女の子だし。。

みんなも分かるよね!?
うん、
わかることにしとこうよ、そこの君。



あっという間に5時半。

そう5時半...


って...



ああああ!!!!

忘れてた!

今日は5時半から地域の会合があったんだったー!!

急いでリビングへ降りた。





「じゃおばあちゃん行ってきまぁす」
「気ィつけてなぁ~」

今日は外出が多い。
お兄ちゃんの付き添いで私も行くことになってるの。

しかし、
毎年この時期は忙しいから仕方無い…...

「そういえばお兄ちゃん、奈々ちゃんとはどーなったの?」
「んあ、どーもなってない」
「えー…」

奈々ちゃんは、お兄ちゃんの幼馴染で
美人で優しくて、
天女みたいなお姉さん。
いつだったか、
告白してるとこ見ちゃったの。


誰が誰にって?


それは...

「恭介さん!!」
「げっ…」

噂をすればなんとやら、
天女降臨。

「恭介さん...この前の返事…」
「断る。」
「(´;ω;`)」

あー、またお兄ちゃん泣かせちゃったよ。。

なんでこんな美人さんを好きにならないのかな、お兄ちゃん。

「私なら奈々ちゃん貰うのに...」


ぼそっと言ったつもりが
聞こえてたらしい。

「お前わかってない…」
「えっ」

何がわかってないのだろう...


(´・ω・`)わからない。


仕方無いから、
2人を置いて先に行くことにした。