柔らかい雪に足をとられ、思うように進めず、ままならなさに歯がゆい思いをしながら、沙霧は泡雪のもとへ一目散に向かう。
泡雪は相変わらず、重さを感じさせない動きで、ふわり、ふわりと雪の上を歩いていた。
「泡雪!!」
やっとのことで泡雪の前に辿り着くと、沙霧は、思い余って抱きついてしまった。
泡雪が驚いたように目を丸くする。
冷え切った小さな身体をきつく抱きしめたまま、「心配したんだよ」と沙霧は囁いた。
「君の姿がどこにも見えないものだから、いったいどこへ行ったのか、まさかどこかで怪我でもしているんじゃないかと、ひどく心配したよ………」
苦しげな声が耳をかすめていき、泡雪はこく、と頷いた。
「……ごめん。探しものをしていた」
泡雪が呟くように答えると、沙霧がわずかに顔を上げた。
琥珀の瞳をのぞき込むようにしながら、「探しもの?」と問い返す。
泡雪は相変わらず、重さを感じさせない動きで、ふわり、ふわりと雪の上を歩いていた。
「泡雪!!」
やっとのことで泡雪の前に辿り着くと、沙霧は、思い余って抱きついてしまった。
泡雪が驚いたように目を丸くする。
冷え切った小さな身体をきつく抱きしめたまま、「心配したんだよ」と沙霧は囁いた。
「君の姿がどこにも見えないものだから、いったいどこへ行ったのか、まさかどこかで怪我でもしているんじゃないかと、ひどく心配したよ………」
苦しげな声が耳をかすめていき、泡雪はこく、と頷いた。
「……ごめん。探しものをしていた」
泡雪が呟くように答えると、沙霧がわずかに顔を上げた。
琥珀の瞳をのぞき込むようにしながら、「探しもの?」と問い返す。



