両手でブランコを止め、藍の正面に跪く様にしゃがんだ。 藍と、目線の高さが合う。 「・・・・・・・・・・・・今度は何?? まだあるの?? 軽く流せない話」 藍がオレの目を見た。 公園の薄暗い電灯に照らされた藍の表情は、強張っていてどこか悲しげだった。 こんな顔をさせる程辛い思いをさせたオレを、藍は赦してくれるだろうか。 また、オレと一緒にいたいと思ってくれるだろうか。 不安が過ぎる。