明日
その他
0
ふねち/著
- 作品番号
- 1014263
- 最終更新
- 2014/03/08
- 総文字数
- 1
- ページ数
- 1ページ
- ステータス
- 未完結
- PV数
- 0
- いいね数
- 0
また、明日が来るのかと眠気眼で思う。
今日起こった出来事をCはぼんやりと考えていた。
もぅ終わったことなのに。
まだその出来事は心の中で続いていて、明日への密かな恐怖心でもある。
Cは今日縁の引き寄せによって出会った人々の顔を思い出した。
そこには、Cが今までに体験しなかった世界が確かに広がっていたんだけれど、少し期待していたこととは違っていた。
でも、明日はどうなるか分からない。
Cはもぅ、忘れようと頭を切り替える。
そして、恋人のこと、恋人とは違う男性のこと、昔の恋人のことを同時に思い出した。
誰も愛していないし、逆にその全員を愛しているとも言えた。特別な存在はどこにもなかったのだ。相手に幸せを求めるのでないとすれば、自分が自力で幸せを望むのであれば、誰を特別に選ぼうとも何も変わらない筈である。
でもCは、何かを他人に求めて期待し、補ってもらおうと感じている。それがある限りは、だれともうまくいかないと感じながら、とりあえずまた思考の扉を閉めるのだった。
いい。明日…
明日、明日、明日…
今日起こった出来事をCはぼんやりと考えていた。
もぅ終わったことなのに。
まだその出来事は心の中で続いていて、明日への密かな恐怖心でもある。
Cは今日縁の引き寄せによって出会った人々の顔を思い出した。
そこには、Cが今までに体験しなかった世界が確かに広がっていたんだけれど、少し期待していたこととは違っていた。
でも、明日はどうなるか分からない。
Cはもぅ、忘れようと頭を切り替える。
そして、恋人のこと、恋人とは違う男性のこと、昔の恋人のことを同時に思い出した。
誰も愛していないし、逆にその全員を愛しているとも言えた。特別な存在はどこにもなかったのだ。相手に幸せを求めるのでないとすれば、自分が自力で幸せを望むのであれば、誰を特別に選ぼうとも何も変わらない筈である。
でもCは、何かを他人に求めて期待し、補ってもらおうと感じている。それがある限りは、だれともうまくいかないと感じながら、とりあえずまた思考の扉を閉めるのだった。
いい。明日…
明日、明日、明日…
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