「で、どーするよ。母さんの許可降りたけど。」






鈴白はしゃがんで、胡座をかいていた俺と目線を合わせた。






「……っ。あーーあーーもー勝手にしろ!」






だってもう、そう言うしかねーじゃん!!


逃げ道ねーもん。




「その言葉、忘れるなよ?」




にやりと笑う鈴白。


あれ、俺、いつか後悔する気がする。

なんか、めちゃくちゃ危ない道に足突っ込んだよ、これ。






「あと……俺は鈴白じゃない。鈴白“さん”だ。上司なんだから。」





そうして、鈴白さんと俺とイオリ。


メンバーはたったの三人で、メグリ第二師団がリニューアルした。