「ごめん。」













  「え?」


















   「梨花のこと、そういうふうに見たことねーわ。」









  嫌い。と言われるほうがましだ。





  期待して告白して・・・蓮太にとって・・私は男友達。っていうポジションでしかないんだ。









  女としても・・・見てくれないの?







  私は、おさえきれなくなった涙をふきながら、その場を去った。