「そうか。
でも、もう、一度呼べたのなら大丈夫だろう。
いつまでも犬ころみたいに蘇芳丸などと呼ばれているわけにもいかないしな」
「まぁ、いいじゃないの。
蘇芳丸って、素敵な名前じゃない」
「でも、俺の名前は蘇芳丸じゃない」
「んまぁ」
「これからは、ちゃんと名前で呼べ」
「……………」
困った汀は、あることを思いついてぱっと身を起こした。
「仕方ないわねぇ。
でも、一つ条件があるわ!」
「条件?」
汀はにんまりと笑って、灯を見上げる。
「さっきのお母さまに言おうとした言葉の続きを、私に聞かせてちょうだい!
そしたら、あなたのことを名前で呼んであげるわ!」
「……………え」
でも、もう、一度呼べたのなら大丈夫だろう。
いつまでも犬ころみたいに蘇芳丸などと呼ばれているわけにもいかないしな」
「まぁ、いいじゃないの。
蘇芳丸って、素敵な名前じゃない」
「でも、俺の名前は蘇芳丸じゃない」
「んまぁ」
「これからは、ちゃんと名前で呼べ」
「……………」
困った汀は、あることを思いついてぱっと身を起こした。
「仕方ないわねぇ。
でも、一つ条件があるわ!」
「条件?」
汀はにんまりと笑って、灯を見上げる。
「さっきのお母さまに言おうとした言葉の続きを、私に聞かせてちょうだい!
そしたら、あなたのことを名前で呼んであげるわ!」
「……………え」



