「ーーーーーあっ!?
あんなところに、光る君が!!」
汀が唐突に、市じゅうに響き渡るような素っ頓狂な大声を上げた。
藤波は(やっぱり………)と項垂れる。
しかし周囲の人々は、驚いたようにざわめいた。
「なんですって!?
光る君って、光源氏のこと!?」
「えっ、どこどこ!?」
「源氏の君が、こんな所に!?」
ざわめきが大きくなったところで、汀は大きく息を吸い込んだ。
そして、息吹と天城から逃げるように駆け去ろうとしている灯がいる方向を指差す。
「ほらっ、あそこ、あそこよ!!」
灯は目を剥いて振り返った。
あんなところに、光る君が!!」
汀が唐突に、市じゅうに響き渡るような素っ頓狂な大声を上げた。
藤波は(やっぱり………)と項垂れる。
しかし周囲の人々は、驚いたようにざわめいた。
「なんですって!?
光る君って、光源氏のこと!?」
「えっ、どこどこ!?」
「源氏の君が、こんな所に!?」
ざわめきが大きくなったところで、汀は大きく息を吸い込んだ。
そして、息吹と天城から逃げるように駆け去ろうとしている灯がいる方向を指差す。
「ほらっ、あそこ、あそこよ!!」
灯は目を剥いて振り返った。



