*華月譚*花ノ章 青羽山の青瑞の姫

「どこが間違っている!!


詐欺まがいのことをして、金を騙しとっているんだろう!!」






「まぁ、詐欺だなんて!!


なにか悩みことがあって困っていて、誰かにそれをお話ししたいと思っているお客さんとお喋りしているだけよ!!」






「占い処だと銘打って、なんの霊力もないお前が偉そうに喋ってるんだ、それを詐欺と言わずになんと言う!!」






「んまぁ、ひどいわ蘇芳丸!!」






「知らん!!


………っとにお前は、信じられない阿呆なことばっかりしでかしやがって!!」







「まぁ、なんてこと………」







不満そうに唇を尖らせている汀を無視し、灯は汀を小脇に抱えたまま占い処を出ようとした。