険しい表情で汀を見下ろす息吹の肩に、奥から出て来た天城の手が置かれた。
「お頭、まぁそう苛々せずに」
「………天城。
この女の間抜け面を見ても苛つかないお前の温厚さは、稀有なものだと思うぞ」
「そんなことありませんよ。
青瑞の姫の占いは確かに一風変わったものですが、ここに相談に来た人は皆、悩みが解決して満足して帰って行ってますよ。
それで大人気の占い処になって、金もたんまり入ってきてるんですから、いいじゃないですか」
天城は汀を守るように、息吹と汀の間にのっそりと立った。
その気遣いにも気づかず、汀は水晶玉に手を当てて、占い師らしい仕草の練習をしている。
息吹は呆れ返ったように溜め息をつき、諦めて奥へと引っ込んでしまった。
練習を終えた汀は満足げに頷き、「さ、次いきましょ」と気合を入れた。
「お頭、まぁそう苛々せずに」
「………天城。
この女の間抜け面を見ても苛つかないお前の温厚さは、稀有なものだと思うぞ」
「そんなことありませんよ。
青瑞の姫の占いは確かに一風変わったものですが、ここに相談に来た人は皆、悩みが解決して満足して帰って行ってますよ。
それで大人気の占い処になって、金もたんまり入ってきてるんですから、いいじゃないですか」
天城は汀を守るように、息吹と汀の間にのっそりと立った。
その気遣いにも気づかず、汀は水晶玉に手を当てて、占い師らしい仕草の練習をしている。
息吹は呆れ返ったように溜め息をつき、諦めて奥へと引っ込んでしまった。
練習を終えた汀は満足げに頷き、「さ、次いきましょ」と気合を入れた。



