月 —Moon—




「……あっ、ちょっ、待て…‼︎‼︎」



後ろで隆二がそう言ったのが聞こえた。



バンッ



あたしは車に乗り込みドアを閉めた。



車は勢いよく発進した。



「…危なかった。」



あたしは安堵のため息と共にそう呟いた。