月 —Moon—




「誰だって聞いてんだよ。」



賢太郎も睨みつけながら聞いてきた。



そんな言葉遣いするんだね、意外。



そりゃあ、幹部やってるもんね。




「…さぁ?」



「あ?」



とぼけるあたしにイライラしはじめたっぽい隆二。



「うちの隆二、キレたらやばいけど?」



賢太郎が半ドヤ顔で言ってきた。



へ〜、自信ありなのね、自分の腕に。