月 —Moon—




「はぁ、伊世さんも相変わらず飽きないですね。」



「ハマれば楽しい。」




コロってついてくる男があほらしくて。



あたしがそれで遊んでることを徹也は知ってるから呆れている。



ちょっとくらいいいじゃん。



楽しんで仕事しないと損。



「はぁ。」



徹也から溜め息をいただきました。



「いーいーのー。」



あたしはそう言うと男を放ってまた歩き出す。