そう思ったから、ボーッとテレビを見ていた。



すると、そのとき!

ピーンポーン…


玄関のインターホンが鳴った。


ドアを開けると。


「リオちゃん!お誕生日おめでとう。うちで、春斗と一緒にお誕生日会やらない?」

春斗のママが立っていた。


「いいんですか?」

「いいのよ!遠慮しないで!」


そう言ってくれるから、お言葉に甘えることにした。


春斗と顔合わせにくいけど…。


とりあえず、幼馴染として彼女できておめでとう!って伝えよう。


ちゃんと、笑顔で…。