「誠くん?」 屋根に腰掛けたままこちらを見ていたのは…誠くんだった。 誠くんは 何で此処が と言わんばかりに目を見開いている。 「誠くん、こんな所で何してるの?」 「こっちのセリフだよ!」 冷静に聞いたつもりだったけど、やっぱりツッコまれたか。 「…寝たんじゃなかったの」 誠くんは何故か少し寂しそうな顔をしてそう聞いてきた。 「寝てたよ?でも天井から音がしたから起きちゃった。」 笑顔でそう言うと、「そっか。」と小さな返事が聞こえた。