それでも僕は君を離さない

奈々は夕暮れになって帰って行った。

今日は衝撃的で強烈な打撃を受けた。

俺は薄暗くなった部屋で考えた。

どういうことなのかを。

結論は出なかった。

初めて愛し合えた。

そう思えた。

俺だけが。

彼女はそうは思っていないだろう。

それは実に哀しいことだ。