それでも僕は君を離さない

「甘美に仕上がったのは俺の方だ。」

彼女に許したのはここまでだ。

俺は拘束されていた腕を伸ばして

ゆっくりと彼女の体を持ち上げた。

上下を逆転させ

ベッドでの本来の位置になった。

「私を感じてくれた?」

「狂いそうだった。」

「自然な流れに身を任せたの。」

彼女はその言葉も脳内に保存したようだ。