それでも僕は君を離さない

過去に一度も聞いたことがないような悩ましげな声をもらしながら

奈々は俺の舌に懸命に吸い付いてきた。

驚いている場合ではなかった。

そのまま俺をベッドに押し倒し

猛烈なキスは続行中だ。

俺は初めて彼女にリードをゆずり受身になった。

肩にかけたままのバスタオルが邪魔だった。

片手で引き抜こうとしたら制された。

信じられないが

彼女は俺の両腕を頭の上へ持っていき

タオルを巻きつけて

首の後ろでギュッと縛った。