SakuIGamE

「リッ――」
「あたしも、行く」
「え?」
「ついてってもイイよね?あたし強いしお金もあるし、邪魔にはならないと思うよ」
「けど家族が――」
「家族よりアユムといたいの!!」
「――!!」
何も言い返せんかった・・・。
俺だって同じ気持ちや・・・。

「結婚式・・・出来なかったね・・・」
ポツリと告げられた言葉。
リッタはこの事、どう思とるんやろ・・・?
「けど・・・落ち着いたら・・・・・・」
「え・・・?」