SakuIGamE

ボムンッ。

「!?」
俺の体は、ダボダボした何かに受け止められた・・・!

「お前・・・!!」
なんと俺は、キングワームの背中に乗せられとった・・・!!

お前も俺を助けてくれるんか・・・!?

「・・・アユム、お前・・・!!」
ダディが悔しそうな目を向ける――それは、何を盗られたか気付いとる目やった。

俺はキングワームの背に乗ったまま、
「頭領の証、いただきや♪」
その証――エンブレムを右手に掲げた。