SakuIGamE

――イチかバチかや!
「スティール!!」
俺は魔法を唱えてみた――!
するとフッと体が軽くなり、物凄い速さでダディの脇を駆け抜けた。

盗めた!しかも狙いバッチリ!

俺はそれを急いで口に抛った。

スーッ・・・。

あっという間に傷が塞がってもた・・・!
へへ、気になっててん、HP回復ゼリー。

「スゲェ、やったな、歩!」
「アユム・・・良かった・・・!」

ワームワームのおかげや・・・。
もしかしてアイツ、昨日のヤツか・・・?

「小癪な真似を・・・!だが、こちらにはこんな魔法もある――HPスティール!!」
「まさかっ!?」