ドォッ・・・!
それを食らったダディが地面に倒れ込み――
俺も勢いでこけた。
ダディより早く起き上がると、俺は右手に持っていたナイフを放って、刺さった短刀を抜き――それも遠くへ投げ捨てた。
「何のつもりだ・・・!?」
「刃物で傷付け合うんは、お互い難しいやろ・・・」
「また甘い事を――」
「甘いのはどっちやねん!!」
俺の怒声に辺りが静まり返った。
「さっきから本気で攻撃できてへんかったやろ。俺もダディを刺されへんけど、ダディも俺を刺されへんかったんや!!・・・だから俺から向かって行った時に隙ができた」
「・・・・・・」
「・・・ほんま、甘いのはどっちやねん・・・!」
こんな見せ場まで作って、俺に花持たそうとしたんやろ・・・。
それを食らったダディが地面に倒れ込み――
俺も勢いでこけた。
ダディより早く起き上がると、俺は右手に持っていたナイフを放って、刺さった短刀を抜き――それも遠くへ投げ捨てた。
「何のつもりだ・・・!?」
「刃物で傷付け合うんは、お互い難しいやろ・・・」
「また甘い事を――」
「甘いのはどっちやねん!!」
俺の怒声に辺りが静まり返った。
「さっきから本気で攻撃できてへんかったやろ。俺もダディを刺されへんけど、ダディも俺を刺されへんかったんや!!・・・だから俺から向かって行った時に隙ができた」
「・・・・・・」
「・・・ほんま、甘いのはどっちやねん・・・!」
こんな見せ場まで作って、俺に花持たそうとしたんやろ・・・。


