「おーーーっ!!」
戦いが始まってしまった――!!
人数では両盗賊団の方が多いが、キングワーム一匹がワームワーム数匹――もしかしたら十匹分くらいの強さを持っとるかもしれん。
尾の一振りで、沢山の団員達を薙ぎ払ってしまう――!
どうやったら止められるんや・・・!?
――はっ。
ダッ!!
俺はある一点目指して駆け抜けた!
そして、台車の上のベビーワームを救いだし、キングワームの元へと走る!
『ピィ~』
「よしよし、ゴメンな。怖い思いさせてもて」
俺がベビーを差し出すと、キングワームの動きがピタリと止まった。
我が子を見つめ口を開いたかと思うと、大きな舌でベロンと舐めた。
『ピィ、ピィ!』
言葉はわからへんけど、ベビーは喜んどるみたいや。
良かった、これで落ち着いてくれたら――
戦いが始まってしまった――!!
人数では両盗賊団の方が多いが、キングワーム一匹がワームワーム数匹――もしかしたら十匹分くらいの強さを持っとるかもしれん。
尾の一振りで、沢山の団員達を薙ぎ払ってしまう――!
どうやったら止められるんや・・・!?
――はっ。
ダッ!!
俺はある一点目指して駆け抜けた!
そして、台車の上のベビーワームを救いだし、キングワームの元へと走る!
『ピィ~』
「よしよし、ゴメンな。怖い思いさせてもて」
俺がベビーを差し出すと、キングワームの動きがピタリと止まった。
我が子を見つめ口を開いたかと思うと、大きな舌でベロンと舐めた。
『ピィ、ピィ!』
言葉はわからへんけど、ベビーは喜んどるみたいや。
良かった、これで落ち着いてくれたら――


