SakuIGamE

「だからお前は甘いんだ」
「!?」

ぐ・・・!

俺のナイフを持つ腕を掴んだダディは、あろうことかその手を自分の首筋へと近付けた!
「やめ・・・!」

――ぱしっ!

狼狽えた隙を突かれて、ナイフを奪われてしもた!
「しまった・・・!」

「フン、殺す勇気もないくせに、随分と馬鹿な事をしたものだな」
「くそ・・・!!」

俺はどこまで腑抜けなんや・・・!!
リッタ・・・すまん・・・!!