「ダディには・・・裏切るまでは気に入られるように・・・信頼を得るようにしろってゆわれてたわ・・・」
「・・・だからあたしが腕試ししようとした時、誘いを断らなかったの!?」
「や、あれはリッタが強引に――って、ちょい待ち!話が脱線しそうや。確かにそう思われても仕方ないかもしれへんけど・・・」
弁解しようとする俺に、リッタはふっと笑った。
「そうね。でもあなたはあの時、自分の意思で動いていたものね。こうしてホントのこと話してくれた訳だし」
わかってくれたみたいや。
「・・・ダディを説得するか・・・」
「無駄だと思うわ。気を悪くするかもしれないけど、ハーディは息子のあなたまで利用しようとしたって事でしょ?」
利用――政略結婚の事か・・・。
まぁ確かに、あの親父を説得するのは無理やなって思ってまう。
まだちょっとしか接した事ないし、仮にもココでは親子やゆうのに、悲しいな。
「利用されたんかもしれへんけど、そのおかげでリッタに会えた・・・。それだけは感謝やな」
「!!」
リッタは一瞬驚いたような顔をして、布団を頬まで被った。
多分照れたんやな。
こーゆうリッタの反応・・・可愛いなって思う。
守りたい・・・。
なんとかせなアカン・・・、俺が・・・!!
「・・・だからあたしが腕試ししようとした時、誘いを断らなかったの!?」
「や、あれはリッタが強引に――って、ちょい待ち!話が脱線しそうや。確かにそう思われても仕方ないかもしれへんけど・・・」
弁解しようとする俺に、リッタはふっと笑った。
「そうね。でもあなたはあの時、自分の意思で動いていたものね。こうしてホントのこと話してくれた訳だし」
わかってくれたみたいや。
「・・・ダディを説得するか・・・」
「無駄だと思うわ。気を悪くするかもしれないけど、ハーディは息子のあなたまで利用しようとしたって事でしょ?」
利用――政略結婚の事か・・・。
まぁ確かに、あの親父を説得するのは無理やなって思ってまう。
まだちょっとしか接した事ないし、仮にもココでは親子やゆうのに、悲しいな。
「利用されたんかもしれへんけど、そのおかげでリッタに会えた・・・。それだけは感謝やな」
「!!」
リッタは一瞬驚いたような顔をして、布団を頬まで被った。
多分照れたんやな。
こーゆうリッタの反応・・・可愛いなって思う。
守りたい・・・。
なんとかせなアカン・・・、俺が・・・!!


