「~~~もうっ!それならあたしがやるっ!!」
俺からナイフを奪い取り、リッタがモンスターに襲いかかる。
「やめっ――」
ドシュ!!
『ギイッ!!』
リッタのナイフが胴を貫き、モンスターが痛々しい悲鳴を上げた。
傷口から紫の液体が噴き出す。
ナイフを抜いて飛び退ったリッタは、僅かやが返り血を浴びた。
『ギィ~・・・ギィ~・・・』
まるで泣いとるかのように、身をくねらせるモンスター。
俺はバカみたいに、ただ立っとった。
が、また身構えたリッタに気付いて、ナイフを持つ手を掴む。
「何すんの!」
「もうやめぇ!」
俺達が小競り合いをしとる間に、モンスターは逃げていく。
もうちょっと――
あいつが無事逃げ切るまで時間を稼がんと――
がっ!
突然、頬に衝撃が走った。
「この意気地ナシ!!」
リッタに殴られたんやと理解した時には、彼女は駆け出していた。
「あたしは狙った獲物は確実に殺すわ!!」
「アホ!!」
リッタを追って俺も走った。
俺からナイフを奪い取り、リッタがモンスターに襲いかかる。
「やめっ――」
ドシュ!!
『ギイッ!!』
リッタのナイフが胴を貫き、モンスターが痛々しい悲鳴を上げた。
傷口から紫の液体が噴き出す。
ナイフを抜いて飛び退ったリッタは、僅かやが返り血を浴びた。
『ギィ~・・・ギィ~・・・』
まるで泣いとるかのように、身をくねらせるモンスター。
俺はバカみたいに、ただ立っとった。
が、また身構えたリッタに気付いて、ナイフを持つ手を掴む。
「何すんの!」
「もうやめぇ!」
俺達が小競り合いをしとる間に、モンスターは逃げていく。
もうちょっと――
あいつが無事逃げ切るまで時間を稼がんと――
がっ!
突然、頬に衝撃が走った。
「この意気地ナシ!!」
リッタに殴られたんやと理解した時には、彼女は駆け出していた。
「あたしは狙った獲物は確実に殺すわ!!」
「アホ!!」
リッタを追って俺も走った。


