SakuIGamE

「あ!大変だよ、達人!」
「どうした、秀!?」
「もし僕達がしばらくココから出られないんだとすれば・・・ゲームの電源、つけっぱなしだよ!!」
・・・・・・?
「大丈夫。この際、電気代は大丈夫だ。俺は学生ながらデルモやって稼いでるからな・・・。それより電源落とされる事のがヤベーんじゃね?もしそうなったら俺達ゲームオーバーじゃね?」
おぉ、気付きたくなかったけど、兄貴の意見は最もかも・・・。
「サアァー・・・」
歩が擬音語を発した。
「血の気が引く音を聞いた気がした」
「ゆうたからな」
「こんな時までお約束のギャグはいいんだよッ」
「タッピィかてノリノリでボケたやんか、今のは二人のボケボケツッコミコンボやで」

「あはははは!」

!?

誰だ!?今、笑ったヤツ――・・・!?