「呼んだか?デルモで高身長、バスケ部期待の星、大亀鉄人(おおがめてっと)を!!」
「呼んでねー」
コイツが兄の鉄人(てっと)。
なんか勝手に自己紹介してくれたから、後は高校二年ということだけ添えておく。
「どうぞ、鉄人さん」
「汚いところですが」
「お前らなぁ」
ふざける友人達に軽くツッコむ。
言っておくが、何を隠そうココは俺の部屋である。
「ところであと一人、肝心のメンツが足りないんじゃねぇの?」
と、兄貴が言った矢先――
ピンポーン。
インターフォンが鳴った。
「呼んでねー」
コイツが兄の鉄人(てっと)。
なんか勝手に自己紹介してくれたから、後は高校二年ということだけ添えておく。
「どうぞ、鉄人さん」
「汚いところですが」
「お前らなぁ」
ふざける友人達に軽くツッコむ。
言っておくが、何を隠そうココは俺の部屋である。
「ところであと一人、肝心のメンツが足りないんじゃねぇの?」
と、兄貴が言った矢先――
ピンポーン。
インターフォンが鳴った。


