その日はいつもと違った。
学校帰りに秋彦の家に上がると――
「あら、いらっしゃい・・・」
「こ、こんにちは・・・!」
ひえぇ、今日はお母さん居るんだ!?
まぁ逆に今まで会わなかったのが不思議なぐらいだったけど・・・。