1時間目が終わるのを待てず、授業中だというのに、真崎からメールが来た。 『昼休み、秋彦と二人で話がしたい。高橋と食ってて』 高橋とは柚子乃の事だ。 真崎―― きちんと自分の口で伝えたいんだろうな。 私と付き合ってる事・・・。 『わかった』 私は短く、そう返した。