好きになった人はホモ。

「おはよう」
「オハヨー」
クラスメイトの挨拶が飛び交う中、その姿を見つける――・・・。

秋彦・・・!!

「おっはよ~、実乃梨!――と真崎!・・・って、なんで?いつもは秋彦と来るのに」
目をぱちくりさせる柚子乃に、私は言った。
「秋彦とは別れたの」
「えええええ!?」
その声に、クラスメイトの視線が集まる。