私はゆっくりと打ち明け始めた。
「真崎が秋彦から離れたの・・・あれは私が頼んだからなの。・・・私が、真崎に手紙を書いた。私と秋彦は付き合っているからって、秋彦には私の事だけ考えてほしいから、関わらないでって――・・・。そして、この事を秋彦に言わないでって口止めもした」
「・・・お前・・・」
「真崎、さっきも言わなかったね・・・。私の事好きだから・・・言わないでくれたんだろうね、多分・・・」
「・・・・・・」
「ごめんなさい。勝手な事して・・・。でも、秋彦に真崎を諦めてほしくて。だって、望みもないまま好きでいる事も辛いでしょう!?秋彦が私と付き合ってくれたのは、真崎を吹っ切るためだと思ったから――・・・」
「うるさい!!」
「――!?」
初めてだった。
怒鳴る秋彦――
私に向けられた、怒り――・・・。
「真崎が秋彦から離れたの・・・あれは私が頼んだからなの。・・・私が、真崎に手紙を書いた。私と秋彦は付き合っているからって、秋彦には私の事だけ考えてほしいから、関わらないでって――・・・。そして、この事を秋彦に言わないでって口止めもした」
「・・・お前・・・」
「真崎、さっきも言わなかったね・・・。私の事好きだから・・・言わないでくれたんだろうね、多分・・・」
「・・・・・・」
「ごめんなさい。勝手な事して・・・。でも、秋彦に真崎を諦めてほしくて。だって、望みもないまま好きでいる事も辛いでしょう!?秋彦が私と付き合ってくれたのは、真崎を吹っ切るためだと思ったから――・・・」
「うるさい!!」
「――!?」
初めてだった。
怒鳴る秋彦――
私に向けられた、怒り――・・・。



