コンコン。


ドアをノックする音が聞こえる。


「はーい、愛ちゃーん。ちょっと入らせてもらいますよー」


どうやら、あの看護婦さんのようだ。


「はーい」


私は返事をする。


「はい、こんにちは。体の具合はどうですか?
何か、痛いところなどはありませんか?」

「いいえ、特には」


私の体に、特に異常は見られなかった。


「よかったです。そういえば、例の"眠り姫"の亜実ちゃんも、体には異常は見られないのですが…意識が全然なくって。
本当、眠っているだけみたいなんですよ」

「そう、です…か」