「怪しいと言えばもう一人――・・・」
ちら、と彼の視線が移動する――。
その先は――どうやら頼人のようだ。
「彼――頼人さんは、早坂りこさんが亡くなった日、掃除当番の皆さんと一緒にスタジオに残っていた――・・・・・・。
それに、深井さんが亡くなった時、現場に居合わせていましたしね・・・。
三田さんの証言では、深井さんとモメてたらしいし?
だから三田さんも――ね?辻褄が合いますねぇ?」
周りにいた者達が、その言葉に動揺を見せる。
不穏な空気になってしまった。
「セイタくーん、そろそろ出番でーす!」
スタッフに呼ばれ、
「はーい!」
と元気よく返事する彼。
見事な豹変っぷりに、みんな唖然となる。
「びっくり。セイタ君てあんなカンジだったんだ」
美夏が正直な感想を述べた。
ちら、と彼の視線が移動する――。
その先は――どうやら頼人のようだ。
「彼――頼人さんは、早坂りこさんが亡くなった日、掃除当番の皆さんと一緒にスタジオに残っていた――・・・・・・。
それに、深井さんが亡くなった時、現場に居合わせていましたしね・・・。
三田さんの証言では、深井さんとモメてたらしいし?
だから三田さんも――ね?辻褄が合いますねぇ?」
周りにいた者達が、その言葉に動揺を見せる。
不穏な空気になってしまった。
「セイタくーん、そろそろ出番でーす!」
スタッフに呼ばれ、
「はーい!」
と元気よく返事する彼。
見事な豹変っぷりに、みんな唖然となる。
「びっくり。セイタ君てあんなカンジだったんだ」
美夏が正直な感想を述べた。


